頭皮が脂っぽい時のシャンプー変更の目安と噂の真相
頭皮が脂っぽいと感じるようになった場合、シャンプーで改善出来る場合も有りますが、体質自体が変化してしまっている可能性も有ります。
この時に注意して観察して頂きたい事は、生え際や頭頂部、髪質や抜け毛等に変化が無いかです。
理由は、頭皮環境や毛髪に変化が出てしまっている場合、頭皮が脂っぽいと感じるように変化した事が原因で、「男性型脱毛症」を発症してしまっている可能性も有るからです。
「男性型脱毛症」と言うと、「遺伝的要素」が極めて大きいと思われてしまいがちですが、エイチも含め、「遺伝的要素」が弱くても「隔世遺伝(かくせいいでん)」で発症する場合も有ります。
シャンプーが原因で頭皮が脂っぽいように感じる場合
頭皮環境にまで影響を及ぼす可能性が有るのは、「頭皮に対して洗浄力が強い」「洗髪のし過ぎ」「シャンプー自体が合わない」と言う場合と、「シャンプー以外に毛髪に付けている物が原因」の場合が有ります。
頭皮が脂っぽいようになる原因物質は、「皮脂」ですが、本来、皮膚を乾燥から守り、雑菌やカビの繁殖等から頭皮を守る為にも存在していますので、必要不可欠な物です。
必要な物ですので、「頭皮に対して洗浄力が強い」ようなシャンプーを使用したり、朝夜の2回洗髪のような「洗髪のし過ぎ」と言った間違った頭皮ケアを行ってしまった場合、身体は無意識的に「慢性的な皮脂不足」だと誤解し、以前よりも「皮脂分泌量」を増加させてしまいます。
本人は、「皮脂」の分泌量が増加し過ぎてしまう事で悩み、必死に「皮脂」を落とそうと試行錯誤してしまいますが、「頭皮」も負けじと「皮脂分泌量」を増加させてしまっていると言う悪循環が起きてしまっている可能性が有ります。
この場合は、自分の頭皮にとって、脱脂力や洗浄力の優しいシャンプーに変更する事が一番効果的で、高額なヘアケアシャンプーを購入する必要は有りません。
ちなみに、エイチは、「無添加石鹸シャンプー」のみを使用しています。
先程の内容と「シャンプー自体が合わない」事は似ていますが、普段から汗をかきやすい人が「売れている」と言う理由で、本当に自分の頭皮環境に合っているかどうかも分からないシャンプーを購入してしまうのは考え物です。
もし、元々汗をかきやすい体質の方で、最近シャンプーを変えたと言う場合は、以前使用していた物に戻すと言うのも一つの方法だと思います。
「シャンプー以外に毛髪に付けている物が原因」の場合は、「整髪料」「オイル」「トリートメント」等を使用している方に多いです。
頭皮が脂っぽいと必ず「男性型脱毛症」になる訳では有りません
「男性型脱毛症」が本格的に進行してしまっている方を見た事が有るかも知れません。
その時、頭皮に「ギトつき」「ベタツキ」「テカリ」等を確認出来る場合が多いと思いますが、同じように頭皮が脂っぽい人でも髪が多い位生えていると言う場合も有ると思います。
つまり、「頭皮が脂っぽい」から必ず「男性型脱毛症」を発症すると言う事は有り得ないと言う事ですが、「男性型脱毛症」で悩む方の大半が「頭皮が脂っぽい」事には、明確な理由が存在します。
理由は、「皮脂」と深く関係しています。
私達人間の「皮脂」には、「5αリダクターゼ」と呼ばれる「酵素」が存在します。
この酵素は、「テストステロン」と呼ばれる「男性ホルモン」と結合しやすい性質が有り、結合すると「ジヒドロテストステロン」と呼ばれる「男性ホルモン」を生成する性質が有ります。
「ジヒドロテストステロン」は、「男性型脱毛症」の直接的な原因となる「男性ホルモン」で、頭皮や頭頂部に集まりやすい性質が有り、発毛をコントロールする「毛母細胞」には、「ジヒドロテストステロン」の「受容体(レセプター)」が存在しますので、非常に結び付き易い状態です。
「毛母細胞」が「ジヒドロテストステロン」と結び付いた場合、「発毛を抑制」する働きが有り、影響を受けた毛根からは、毛髪が生えて来ないようになります。
これが、「男性型脱毛症」が発症してしまう主な流れですので、冒頭で説明させて頂いたように、「最近、頭皮が脂っぽいな」と感じた場合は、「男性型脱毛症」を発症してしまう可能性が高くなります。
症状が表れやすい「生え際や頭頂部、髪質や抜け毛等に変化が無いか」を、今すぐにでも確認した方が良いです。
繰り返しますが、素人判断で自分の頭皮環境を把握する事は出来ませんので、「自分の頭皮環境は現在どうなっていて、今後どうなるのか?」を把握する為にも、専門のクリニックが実施している「無料相談」や「無料診断」を上手く利用した方が良いと思います。
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