頭皮の脂性肌化は、薄毛の前兆？検査結果
頭皮が「脂性肌」だからと言って必ず薄毛になると言う事は在り得ませんが、「脂性肌になって来た」と言う場合は、状況によっては薄毛になる場合も有ります。つまり、元々皮脂量が多い体質の方や皮脂量が増えて来た方の全てが薄毛になると言う事は無いと言う事です。
何故、「脂性肌」の頭皮が薄毛になると心配されている理由は、「皮脂」の中に「５αリダクターゼ」と呼ばれている酵素が含まれている事と、頭皮の皮脂量が増えてしまう「生活習慣」に薄毛の危険性が含まれている事です。
ちなみに、私の頭皮環境は本来、乾燥肌気味でしたが、生え際が後退し始めた頃に「育毛剤」や「発毛剤」をしっかりと浸透させる目的で開発された洗浄力が強いシャンプーを使用していましたが、徐々に頭皮だけが「乾燥肌」から「脂性肌」に変化し、今思えば、非常に危険な状態でした。
インターネットや雑誌、有名質問掲示板等で紹介している方法は、基本的に生活習慣やストレスによって「毛母細胞」が正常な働きが出来なかった場合には有効的かも知れませんが、「男性型脱毛症」の私には効果は有りませんでした。もちろん、「育毛サプリメント」や食事も実践済みです。
ストレスが原因で頭皮が「脂性肌」に変化する場合
原因は大きく分けて「ストレス」と「生活習慣」です。本来、「汗」は、体温上昇してしまった場合に「脳」や「身体」の温度が上がり過ぎてしまわない事を目的としている場合も有りますが、「強いストレス」「緊張」等を感じた場合、自律神経の一つ、「交感神経」が優位になります。
「交感神経」は、簡単に言うと「ストレスに抵抗する為の自律神経」で、身体全身の機能を「活性化」させる事が特徴です。
一時的に「活性化」させる事自体は良い事なのですが、「汗腺」も活性化されてしまい、「皮脂分泌量」が増加してしまいます。俗に言う「脂汗（あぶらあせ）」をと言われている状態です。
「皮脂」には、「５αリダクターゼ」と呼ばれる酵素が含まれており、「テストステロン」と呼ばれる男性ホルモンと結合し易く、結合すると「ジヒドロテストステロン」と呼ばれる脱毛作用の高い男性ホルモンを生成してしまう可能性が高くなります。
「ジヒドロテストステロン」は、「男性型脱毛症」の直接的な原因となるホルモンです。
「育毛剤」や「発毛剤」、「育毛サプリメント」等には、「テストステロン」や「５αリダクターゼ」を抑制させる程の強い働きは有りませんし、「ジヒドロテストステロン」を阻害する程強力な効果を期待するべき物では有りません。
それに、「男性型脱毛症」は、非常に進行が早い病気ですので、そんなに悠長に構えていると取り返しの付かない状況になってしまう場合もしばしばです。
私も強く実感したのですが、雑誌やインターネット等に存在するチェック項目等は、本当に当てにならないです。そもそも、素人判断で自分の頭皮環境を完全に把握する事は不可能だと思います。
そう言った「ギャンブル要素」に「変えが効か無い自分の頭皮」をかける位でしたら、「専門のクリニック」が実施している「無料相談」や「無料診断」を上手く利用した方が確実です。
「生活習慣」が原因で頭皮が薄毛化する場合
一番多いのは、「食事習慣」や「冷え」で、先程説明させて頂きましたように、「ストレス」も頭皮が「脂性肌化」し、薄毛になる原因になります。
意外と見落としてしまいがちですが、「喫煙」や「多量のアルコール」、「睡眠不足」等も身体にとっては「ストレス」になりますので、思い当たる節が有る場合は、注意が必要だと思います。
簡単に言うと「ドロドロ血」にならない生活を心掛ける事が、頭皮の「脂性肌化」を改善する方法ですが、有効的な事は、「脂や油の摂取量を控える事」「脂や油の吸収率を下げる働きが期待出来る食事を意識する事」です。
また、「１日当たりの水分摂取量を食事を含めた状態で３リットルを目指す事」や「毎日、頭皮にしっかりと汗が流れるように運動や入浴をする事」も効果的で、入浴時の「頭皮マッサージ」も習慣にすると良いと思います。
「ドロドロ血」を防ぐ食品は、「青魚」「玉ねぎ」「ナッツ類」「海藻類」「大豆食品」等で、「生活習慣病」の予防だけでは無く、「発毛」に良いと言われている食品ばかりです。
逆に「ドロドロ血」になる原因は、「甘い飲食物」「アルコール」「揚げ物」「炒め物」「脂身」等です。
「血液」と「薄毛」は直接的にはそこまで関係していないように感じてしまうかも知れませんが、発毛をコントロールする「毛母細胞」が周辺の「毛細血管」から直接栄養を吸収していますので、「ドロドロ血」では正常な栄養供給を行う事が難しくなります。
「毛母細胞」に対して正常な栄養供給が行う事が出来ないと言う事は、発毛に必要不可欠な「細胞分裂」を行う上で必要な栄養が不足すると言う事ですので、「ヘアサイクル」が正常に行われず、その「毛母細胞」は不活性化、つまり、「退行期」のままになってしまうと言う事です。
花の種は、開花しても十分な気温が確保されていない寒い冬や栄養不足の土では上手く開花出来ませんが、私達の頭皮にも似ていると思います。
ただ、問題は、上記のような「頭皮が脂性肌の場合の薄毛対策」は、「男性型脱毛症」が発症している場合は、常に生成される「特定の男性ホルモン」が原因である以上、期待する程の効果を得る事は出来ません。
頭皮の薄毛が「男性型脱毛症」の場合
よく、雑誌やインターネット、有名大型質問掲示板等では、それこそ星の数程、薄毛や男性型脱毛症に効果的だと言われているケア方法や「育毛剤」、「発毛剤」や「育毛サプリメント」が紹介されていると思います。
非常に効果的だと絶賛され、丁寧に使用前と使用後の頭皮変化写真まで添付されている物も存在し、当時の私も「藁をもつかむ思い」で色々と購入しては試行錯誤していた日々でした。
私も実際に「専門のクリニック」を受診して痛感したのですが、「頭皮の薄毛」の原因は、「人によって違う」と言う事です。繰り返しますが、自分の頭皮環境は、素人判断が出来る物では有りませんので、「専門のクリニック」が実施している「無料診断」や「無料相談」を上手く利用し、現状を正しく把握する事が最も有効的です。
